NBA勉強会 American Whiskey編 | Вода жизни

NBA勉強会 American Whiskey編

ご無沙汰しております。
仕事がレギュラー化してからぼてぼてしてしまいました。(ぼてぼて???)

7月・8月・と、ビール・スコッチウイスキーの勉強会がありましたが、
それはいつしか余裕のあるときに追記予定ということで、
本日の出来事、勉強会、アメリカンウイスキー編をお届けします。

バーボンとウイスキーって違うものぢゃないの?とか、
アメリカンウイスキー=バーボンウイスキーとか
アメリカン。バーボン。と思いがちですが、
バーボンウイスキーと呼ばれるウイスキーは本場アメリカのお酒の法律に従ったものであり・・・
コーンの割合が51%以上
アルコール度数80度未満で蒸留
内側を焦がしたオーク樽でアルコール度数62.5度以下で熟成
40度以上で瓶詰め
という条件を満たしたもの、ということになります。

結構大雑把?さすがアメリカン??っていう気もしますが、
蒸留・熟成・瓶詰めの微妙な度数は、一体どんな風に誰が決めたのやら???
コーンが半分より多くなければ・・・とか、不思議なこだわりがなんか面白い。

さて、さらに、ケンタッキーストレートバーボンウイスキーとなると、
上記に+α
ケンタッキー州で蒸留
二年間は最低熟成させる
とすると、そう呼べる代物になるそうでございます。

今回は、ペルノ・リカール・ジャパンさんに来ていただいて講演していただきました。
アメリカンウイスキー
ちょびっと、名酒事典でどんなウイスキーかなぁ?と調べてみたところ・・・・。
ターキー?・・・・・ターキー!
といことで、Wild Turkeyを例にしながらアメリカンウイスキーの上記のような基本的なところから
ターキーならではのこだわり製法のあれこれまで語っていただきました。
いただいた資料がとてもよく出来ているので、とても復習しやすいです♪

試飲させていただいたのは、スタンダード(4・6・8年熟成をブレンドしたもの・40度)
8年熟成品(50.5度)・12年熟成品(50.5度)・
Rare Breed(6・8・12年熟成をブレンドしたもの・約55度)・Rye(50.5度)
そして、そそっとでてきた、3ヶ月もの・4年半もの・15年もの。

なにげに、3ヶ月のまだ未熟なものが、くせがあって、面白い雑味があって(語彙貧)
おいしゅーございました。
その他、販売品は、やはり熟成が進むほどにまろやかな味わいになるのかなぁ?と。
オーク樽特有のバニラ香・・・なんてよく言いますが、わかるようなわからないような・・・
というのが、正直なところです。
Ryeは、ちょっぴり辛い感じが・・・・なんて、非常に素人っぽいことを感じた次第です。

ただ、アメリカの寒暖の差の激しい気候では、スコットランドの一年中涼しげ~な気候とは違い、
あまり長く熟成させるのは、バーボンの飲み頃、熟成のピークが過ぎてしまい、
過熟成な状態になってしまうそうです。


ところで、樽熟成ものの蒸留酒ですねぇ。
お酒を作るっっっていうのは、ようはそういうことなのね・・・・
今更そんなことを言いますか???おいおい。
という話は、また後日に。

後日はいったいいつの日か?こんな状態のブログを時々見てくださっていた方々、ありがとうございます。
これからもどうぞご贔屓に。